おりヅル千舞

ほぼ100均の材料で何かしら作ってます。

【家づくり】我が家が一条工務店を辞めた理由。

以前ちょろっと、団地の家賃が倍になるので5月の連休から家を建てようと、住宅展示場などを回ったりして、一条工務店で仮契約しました。と、触れたのですが…

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打ち合わせを2回ほどして、その後家族の価値観の違いが浮き彫りになり、まぁ、一家離散か?くらいまでの険悪な雰囲気になってしまっていました。

 

そもそも、どの建築会社に頼もうかなの前に、家族全員の希望をヒアリングしておかなかったのが大間違いでした。

 

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そんな険悪ムード一触即発の中、間に入ってくれた救世主が嫁に行った妹だったのです。

その妹の判断で以下の事項を書いてみて欲しいとお達しがありました。

 

家を作るにあたり、各自、自分の欲しいものを一覧で書き出してください。

その中から、

・絶対に譲れないものに◎

・あったらいいなに○

・漠然と欲しいかも?に△

を書いてください。

 

はい、まず初めにこのように各自の要望を明確化しなければいけなかったのです。

 

初めにこれを怠っていると、結局何が自分たちにとって重要なのかが分からないから、何をとって何を諦めたらいいか、優先順位もヘチマもない、まさにカオスに突入します…_:(´ཀ`」∠):_

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そうなるともう、家づくりが全く楽しくない、苦痛で苦行な作業になっていきました。

 

大後悔時代_:(´ཀ`」∠):_

 

そもそもなぜ初めに一条工務店にしようと思ったかというと…

・展示場の中でダントツの性能、その中で一番ランニングコストが掛からない家だった。

・最初に接してくれた営業の方が熱意に溢れていて好印象だった。

 

しかし、2回目に同じ営業の方と話合いをした時点で、父以外の家族は既に違和感を覚えていました。

この営業の方が、初めは好印象だったのが、2回目に会った時もテンプレの如く1度目と同じ話を反芻してきたのです…。

もうね、嗚呼なんだただのテンプレ営業トークだったのかって、その時点で落胆しました。

しかし、他も検討したい家族を置いてけぼりにあれよあれよと父が話を進めて行ってしまったのです_:(´ཀ`」∠):_

 

そのあとはもう仮契約も済んで100万という大金も仮契約金として支払ってしまった以上(一条謎ルール)、腹を括るしかないと思いました。

 

で、初の建築士さんとの打ち合わせ。

最初はプロはきっとすごい間取り考えてくれるんだろうなぁ、ってうきうきわくわくしていました。

が、最初に出来上がってきた間取り図で、その気持ちは無惨にも砕け散ったのです。

…ぶっちゃけていうとイマイチ。

もうね、全部ダメ!

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予想外にそんな図面が上がってきてしまったので、もうね軽くプチパニックに陥りました。

で、何をしたかっていうと、自分でまた間取り図を引く日々が始まってしまったのです_(:3 」∠)_

本当全く納得できなかったので…。

 

しかし2回目に上がってきた図面もやっぱりイマイチ。

もうね、この担当さんのヒヤリングの下手さ、理解の齟齬の無さ、提案力の低さに愕然としました。

そして何より、一条ルールで2階は1階と同じ面積じゃなきゃ❌、なるべく引き戸にしたいのに伝えてもほぼ開戸提案、廊下がカクカクカクカクな動線、ドアとドアが危ない箇所多数。

あげたらキリがありませんがそんな感じでした。

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それ以外にも、網戸がまさかのオプション、カップボードが高すぎる、書斎ユニットも高すぎる、もうね結局オプションで釣り上げてくスタイルなんですね分かります状態で…。

 

なのでなるたけ標準仕様にしたいのに、ここで我が家最大の難敵が現れたのです…

見た目重視、全面ウッドデッキが欲しい、部屋はこの位置で書斎ユニットをいれたい。

1人だけ次々と自らの欲望や夢を盛りに盛りまくる我が家のパンダちゃんこと、父が…!

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もうね、父の為の父が喜ぶ、父のマイドリームハウス作りを押し付けられる家づくりでした。

ウッドデッキを欲しがったのが父1人だけだったので、つけてもいいけど自分の部屋の前だけでいいんじゃない?等言ったものなら、『自分の好きな家に出来ないなら建っても家に帰りたくない』と宣ったのでした。

もうね、これ脅しです。

こんな事言われてしまったら、みんな何も言えなくなりました。

父以外の要望は何も通らず、それどころかなるべく安く予算内に収める為に父以外の家族はみんな我慢を強いられる間取りにせざるを得ない状況でした。

最終的に1人一部屋で考えていましたが、苦肉の策で女性陣は3人一部屋でいいよ、まで折れました。

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しかし、もう限界でした。

みんな精神的に追い詰められていました。

 

そもそも、一条で安くするためには、根本的に坪数を削る事しかできません。

このままでは家族5人、団地並か、それ以下の広さの家に住むしかありません。

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そうです、ここでも初めに各自の優先順位を明確化していなかったツケが回ってきたのでした_(:3 」∠)_

 

そもそも、一条クラスのスペックが必要なのか?

もっと我が家にあった建築会社があるのではないか?

ここにきてやっと、そこに辿り着けたのでした_:(´ཀ`」∠):_

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しかし義理と体裁と見栄の塊の父には『今更断るなんて恥ずかしい真似は俺にはできない、断るならお前が連絡しろ。』と言われたので、私がわかった。と答え、本日更に家族会議の末に一条をキャンセルする事にあいなりました。

 

もうね、仮契約前からよくわからないまま怒涛に目まぐるしく、納得せぬままずんどこ進んでしまっていたので、正直、最終的に父も一条を諦めてくれて本当によかったです。

 

一生に一度の大きな買い物、よくよく吟味して、納得のいく会社で、この人になら任せたいと思える人となら、

もし後々後悔する事が出てきたとしても、でも納得して任せたから仕方ないなって、思えるんだと今回のお高い授業料で痛感しました。

 

家を建てる時は事前準備が本当に大事だと身に染みた出来事でした_(:3 」∠)_

 

追記:キャンセルのお電話を入れたところ、仮契約を保留にしたままで、他の会社と希望の広さの間取りで金額を比較してから検討してください。と言われてしまいました_(:3 」∠)_

希望の坪数で予算内に一条さんで建てられるなら、よかったんですけどね…_:(´ཀ`」∠):_

 

更に追記:一条の担当の営業さんには、ずっと仮契約としか言われていなかったのに、解約したい旨を伝えたところ、「本契約までしておいて解約したい人とか珍しいですよ。」と、寝耳に水な、本契約という単語を、解約時に初めて同じ担当さんから口にされまして、

まぁ、当然頭上には???の嵐でした。

 

ネットで調べたところ、土地持ちは即本契約だったらしく、ならなぜそれを教えてくれなかったのか、モヤモヤした気持ちでいっぱいになりました。

 

そして、仮契約金として納めた100万円。

契約時には、「仮契約なので契約を解除してもお金はお返しします。」と言われていましたが。

契約解除の為に、一度対面でのきちんとした断りを入れてから、更に本社から展示場に記入用紙が届いた際に、こちらからもう一度出向かわなくてはならないシステムらしく、今現在、約一ヶ月放置を喰らっております(笑)

担当さんも、何かにつけて、「私は他の契約で忙しいので〜」と聞いてもいないのに嫌味?を言われて(笑)

この担当さんは更に他社の情報漏洩などなど。

もうね、本当、この方の人間性を疑います。

同時にそれは、一条工務店という会社に対しての大きな不信感になった事を、どうか知っていてほしいと切に願います。

 

一ヶ月音沙汰無しなので、この会社はそんなにお金を返したくないのかな?と思ってしまいました。